物流システム



弊社では数年前から勝ち残りのため、物流全体の最適化を実現するシステムづくりに挑むことにしました。創業以来行ってきた人手中心の物流作業により、ピッキング(注文に対して品物を倉庫から選び出すこと)ミスがなくならないことや、受注からセンター納品に至る時間がかかるため、新たな物流システムに移行することを検討を開始しました。

 

物流システムを導入済みの現場見学も積極的に実施し、弊社がこれまで培ってきた自前のノウハウを最大限に活かせるシステムが最適と考え、㈱マテハンソフトの倉庫管理パッケージ「おまかせ物流」の導入を決定しました。こうして、2004年10月旧バージョンの「おまかせ物流」を鹿沼支店に導入するに当たり、マテハンソフトの指導も受けながら、システム化に向けた作業の洗い出しが行われました。

 

例えばピッキング作業ではビールケースなど重いものを最初に台車に載せてからピース品(単品)へという作業順があります。これまでは作業者の経験則に頼っていましたが、システム化に際しても重量物かどうかの判断を組み込む必要がありました。鹿沼支店ではシステム構築までに約半年要しましたが、本稼動の1年後には本社でシステム導入を開始しました。


上記写真はシステム化された現場写真の様子です。各場所に割り当てられた棚番コード(左下写真参照)はマグネットプレートのため、任意の場所に装着が可能です。画面指示通りに作業することで(右下写真参照)、初めての人でもその日から作業が可能です。

 

本システムは先入れ・先出しに対応する他、入荷・出荷の日付管理が可能となり、トレーサビリティ高度化(生産・流通の履歴を辿ることができる仕組み)もできます。また庫内業務に加え、受注・発注といったシステムと連動しており、ミスのない業務運用を実現しました。

 

作業スタッフは30名ほどで、システム導入前は夜遅くまでかかることが多かったのですが、生産性向上の結果、作業時間は短縮され、誤配率も1日3~4件から月3~4件に大幅に減少しました。柔軟性が高いため個別のピッキングのほかトータルピッキングもできるようになりました。また、お客様からのお問い合わせに対し、画面を見るだけで即座に回答できることで顧客満足度を高められます。

 

今後は営業支援のほか、さまざまな物流データを提供して差別化を図れればと思っております。